カトリック幼きイエス会 六番町修道院
ＪＲ四谷駅のすぐ近く（上智大学の向かい）にある修道院です。現在 修道院と
学校（四谷雙葉学園）を新しく建てているところで、完成後（平成11年春ごろ）には、
この修道院も取り壊されるそうです。
写真はまるでお城のような聖堂の外観です
(これを壊すとは何ともったいない！) 。尖塔の中は階段室になっています。
某月某日、アポなしで訪れましたが、「日曜は学生がいないのでどうぞ」と
聖堂内を見せていただきました。
修道院側でも愛着のある建物ですが、耐震上の問題を指摘されて、
立て直すことにしたそうです。
ステンドグラスはフランス製の中々美しいものです （戦災を受けており、戦後に付けられたもの。かつては天井一面にも、 ステンドグラスがはられていたそうです）。 新しい建物に一部は 移設されるそうですが・・・。（1998.06.26記）
【追記】
再び訪れると、新しい建物が完成に近づいていました。
ステンドグラスも 既に取り外された後でした。3月末以降に引越しを行うそうです。
煉瓦塀の一部くらいは残るのか・・？
この修道院は「サン・モール会」とも言いましたが、これは1678年、
ニコラ・バレ神父によってパリのサン・モール街に
修道女の養成機関が作られたことによるもので、
「幼きイエス会」が正式な名称。
日本では 禁令のまだ残る明治5年に、
フランスのシスター5人が来日したとのこと。
四谷のほか、田園調布、横浜、静岡、福岡に学校があるそうです。
（1999.03.07記）
残念ながら取壊し中でした。（1999.06.04記）
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