月刊 岡田信一郎

増刊号4

【ひとこと】(2001年12月)
「月刊 岡田信一郎」休刊後の雑話です。

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編集:Okada-Club  .

【話題】
・歌舞伎座/黒田記念館
歌舞伎座と黒田記念館が 国の登録文化財になりました!(2001.11.16 文化審議会答申)
歌舞伎座には一時、建て替えとの噂もあったようなので、 岡田ファンとしては、一安心です。
また、黒田記念館は今年9月にリニューアル工事が完了しました。 建設当初の姿に戻す方針で、ギャラリーも増床されたということです。

・旧村井邸が...
岡田設計の洋館として、一部で知られていた旧村井五郎邸(品川区上大崎)が、 12月に取り壊されたそうです(残念)。 玄関にあったステンドグラスは某所に保管されている、との情報があり、 確認したいと思います。

・日本銀行小樽支店
岡田が設計に関わった日本銀行小樽支店は、来年(2002年)秋に廃止(札幌支店に統合)、 2003年春に「金融資料館」としてオープンする、ということです。
http://www.boj.or.jp/about/unei/un0106a.htm

・旧琵琶湖ホテルが「びわ湖大津館」へ
バラをテーマにした施設として改修が進められており、2002年4月下旬にオープンの予定、 ということです。公募により「びわ湖大津館」という愛称も決まりました。
去る11月に大津市で開催された第9回世界湖沼会議の関連イベントでは、歌手加藤登紀子さんの コンサート会場などとして使われたそうです。 (2001.10.27、11.27 読売新聞大阪)

【個人的に...】
・岡田の名前が瀬沼茂樹「日本文壇史」に載っていました。
明治45年1月4日に行われた読売新聞主催の「文星詩星一堂に会する会」(芝公園紅葉館)の 出席者69名の中に岡田の名がありました。
谷崎潤一郎、泉鏡花、徳田秋声ら文学者がメインのようですが、建築家の中條精一郎、武田五一、 大江新太郎、後藤慶二の名も見えます。 岡田と東大同期の本野精吾は、読売新聞創業者のひとり本野盛亨の子で、主催者側に名を連ねています。(講談社文芸文庫版、21巻P18-23)

【後記】
・またも、雑多な内容でした(_ _)
2002年は岡田没後70年に当たります。何か催しを行いたいなー、と思う今日この頃です。

月刊 岡田信一郎 増刊号4
(2001年12月15日 発行)
編集者:Okada-Club(
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作成協力:近代建築MLの皆さん

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