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【開設の趣旨】
建築家・岡田信一郎（明治16年-昭和7年）について、気ままに研究するサイトです。【岡田信一郎プロフィール】
岡田信一郎は、大正から昭和初期にかけて、 歌舞伎座、東京都美術館（旧）、明治生命館など、 建設当時から話題になった作品を多く手がけた建築家である。
明治16年東京生れ。のちの首相、鳩山一郎とは同じ中学に通った竹馬の友で、一高、東大も同じだった。 政治・建築と活躍の場は異なったが、交友は生涯続いた。
東大建築学科を卒業後、東京美術学校（東京芸術大学）と早稲田大学で教壇に立ち、多くの後進を育てている。 明治45年に行われた大阪市公会堂の設計競技では30歳の若さで最優秀賞を勝ち取り、一躍名声を得る。 また、美人芸妓の万竜（萬龍）との結婚でも話題になった。
病弱なため海外留学の夢を果せなかったが、人一倍の読書で海外の建築事情に通じていた。 明治生命館の建設では病床から建設を指示していたが、完成を待たずに昭和7年逝去。 実弟の岡田捷五郎が後を引き継いで昭和9年に完成させている。【現存する主な作品】
歌舞伎座、明治生命館、鳩山邸、黒田記念館、博報堂、護国院、小松宮彰仁親王銅像台座 ほか【目次】
創刊号 （1999年3月） 明治生命館 ほか 第２号 （1999年4月） 鳩山会館 第３号 （1999年5月） 歌舞伎座 第４号 （1999年6月） 上野の山めぐり（黒田記念館、護国院ほか） 第５号 （1999年7月） 信濃町教会 第６号 （1999年8月） 旧琵琶湖ホテル 第７号 （1999年9月） 博報堂 第８号 （1999年10月） 城崎温泉を行く 第９号 （1999年11月） ニコライ堂／上野の山めぐり(続） 第10号 （1999年12月） 鎌倉国宝館 ほか 第11号 （2000年1月） 増島邸の遺構 第12号 （2000年2月） 浅草寺一山支院 第13号 （2000年3月） 旧橋本銀行若松支店（滝谷建設工業） 第14号 （2000年4月） 日本銀行小樽支店 第15号 （2000年5月） 大阪市中央公会堂 増刊号 （2000年12月） 補足 増刊号2 （2001年4月） また補足 増刊号3 （2001年10月） さらに補足 増刊号4 （2001年12月） ちょっと補足 増刊号5 （2002年10月） 公開情報など 増刊号6 （2003年1月） ミニ絵はがきコレクション 増刊号7 （2003年3月） 城崎温泉再び 増刊号8 （2003年5月） 銅像台座 増刊号9 （2003年7月） 岡田の論文 増刊号10 （2003年11月） 岡田の評価史 増刊号11 （2004年1月） 弟・捷五郎について 増刊号12 （2004年5月） 明治生命館の地下食堂 増刊号13 （2005年9月） 明治生命館の特別公開など 増刊号14 （2009年2月） （特別増刊号）歌舞伎座ファンの部屋 増刊号15（？） （2011年10月〜） （特別企画）岡田信一郎の謎 【リンク】
近代建築ホームページ （ 岡田信一郎年表 ｜ 作品リスト ｜ 文献 ）
月刊 岡田信一郎について
（1999年2月〜 刊行中）
編集者：Okada-Club（Mail）
作成協力：近代建築ＭＬの皆さん[ 次へ]